私学共済に加入している場合
私立幼稚園では、健康保険と年金が日本私立学校振興・共済事業団(私学共済)になっていることがあります。
私学共済には任意継続加入の仕組みがあります。申請期限や加入できる期間の条件があるため、退職前に私学共済または園の事務担当に確認してください。
協会けんぽの任意継続とは制度が別です。混同しないでください。
転職先がすぐに決まっている場合
新しい勤務先で健康保険と年金の手続きが行われます。用意する書類は主に次のとおりです。
- 年金手帳または基礎年金番号通知書
- 雇用保険被保険者証
- 源泉徴収票(年内に転職する場合)
- マイナンバーの確認書類
- 幼稚園教諭免許状の写し(保育士証も持っていれば併せて)
空白期間ができる場合
健康保険
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 任意継続 | 退職前の健康保険を継続する制度。私学共済の場合は制度の条件を確認 |
| 国民健康保険 | 市区町村に加入する。保険料は前年の所得で決まる |
| 家族の被扶養者になる | 収入の条件を満たす場合 |
協会けんぽの任意継続には退職日の翌日から20日以内という申請期限があります。
年金
厚生年金・私学共済から国民年金への切り替えが必要です。市区町村の窓口で手続きします。
退職金
私立幼稚園では、都道府県の私立学校教職員退職金の団体に加入していることがあります。この場合、退職金は園からではなく団体から支給される仕組みです。
手続きや支給時期は団体によって異なるため、園の事務担当に確認してください。
失業保険
雇用保険の基本手当は、退職後にハローワークで手続きします。自己都合退職の場合は給付制限があります。
公立幼稚園の教諭だった場合、雇用保険には加入していないため基本手当は受けられません。代わりに退職手当の制度があります。手続きの要否は自治体の人事担当課で確認してください。
確定申告
年の途中で退職して年内に再就職しなかった場合、年末調整が行われないため確定申告が必要になります。源泉徴収票は必ず保管してください。
退職時・退職後に受け取る書類
- 離職票(私立の場合)
- 源泉徴収票
- 健康保険資格喪失証明書
- 退職証明書(求めれば交付されます)