成績や進路をめぐる保護者対応は、塾講師の精神的な負担として大きなものです。
一人で抱えない
保護者対応は本来、講師個人ではなく教室として対応すべきものです。
- 面談には教室長に同席してもらう
- 電話対応の内容を記録し共有する
- 対応方針を上長と決めてから返答する
「自分の力量不足だから自分で解決すべき」と考える必要はありません。組織として対応する体制を求めるのは正当な要求です。
記録を残す
- いつ、誰から、どのような内容の連絡があったか
- どう回答したか
- 上長に報告した日時
記録があると、後から事実関係を確認できます。過度な要求が続く場合、塾として対応を変える判断材料にもなります。
度を超えた要求への対応
長時間の電話、深夜の連絡、人格を否定する言動が繰り返される場合、それは正当なクレームの範囲を超えています。
塾には、職場におけるハラスメントから労働者を守る義務があります。顧客からの著しい迷惑行為についても、事業主が対応する体制を整えることが求められています。教室長や本部に対応を求めてください。
それでも限界なら
改善を求めても状況が変わらず、心身に不調が出ている場合は、退職も選択肢です。
- 睡眠が取れない
- 出勤前に動悸がする
- 保護者からの着信が怖い
こうした状態が続いているなら、まず医療機関を受診してください。診断書があれば、休職や退職の手続きが進めやすくなります。
退職の進め方
退職届の理由は「一身上の都合」または「体調不良により業務の継続が困難となりましたので」と書きます。
体調不良による退職は、失業保険の手続きで特定理由離職者に該当する可能性があります。診断書を持ってハローワークに相談してください。給付制限がかからず、受給までの期間が短くなる場合があります。