塾講師の退職届も、基本の書式は一般企業と同じです。宛名と所属の書き方に塾特有の注意点があります。
宛名の書き方
運営形態によって宛名が変わります。
| 運営形態 | 宛名 |
|---|---|
| 大手塾・フランチャイズ | 株式会社○○ 代表取締役社長 △△ △△ 殿 |
| 個人経営の塾 | ○○進学教室 塾長 △△ △△ 殿 |
| 学校法人が運営する塾 | 学校法人○○ 理事長 △△ △△ 殿 |
教室長宛ではなく、経営者宛に書くのが正式です。提出先が教室長であっても、宛名は代表者にします。
所属の書き方
- 「○○校」「○○教室」と教室名を書く
- 役職がある場合は「○○校 教室長」「○○校 専任講師」と記載
- 非常勤・アルバイトの場合も「○○校 講師」と書けば足ります
複数の教室を掛け持ちしている場合は、主たる勤務先の教室名を書きます。
退職届と退職願の使い分け
- 退職届: 退職の意思が固まっている場合
- 退職願: 退職を願い出て、塾側の承諾を求める形
引き止めが予想される場合は、撤回を前提としない退職届の方が意思が伝わります。
退職理由の書き方
退職届の理由欄は「一身上の都合により」で足ります。
- 大学生講師が就職活動や卒業で辞める場合も「一身上の都合」
- 体調不良の場合は「体調不良により業務の継続が困難となりましたので」
- 教室閉鎖など会社都合の場合は「貴社の教室閉鎖に伴い」
「授業の準備時間が長すぎる」「ノルマが厳しい」といった具体的な不満は書きません。
提出方法
- 1 教室長に口頭で伝える
- 2 退職日を調整する
- 3 退職届を提出する(教室長経由または本部へ直接)
大手塾では本部の人事部に送付する場合があります。提出先が分からないときは教室長に確認してください。
封筒の書き方
- 白い無地の封筒を使う
- 表面の中央に「退職届」と書く
- 裏面の左下に教室名と氏名を書く
- 三つ折りにして入れる