生徒ごとに残す情報
- 使用しているテキストと、現在のページ・ユニット
- 到達度(何ができて、何がまだか)
- つまずいている文法項目・発音
- レッスンで効果があった進め方
- 目標(試験、留学、仕事での使用など)
「テキストのどこまで進んだか」だけでは引き継ぎになりません。その生徒に何が効いたかが重要です。
性格・関わり方
- 話すことに抵抗があるか、間違いを恐れるタイプか
- 褒めると伸びるか、課題を明確にすると伸びるか
- 雑談を好むか、レッスンに集中したいタイプか
この情報が抜けると、後任は関係づくりを一から始めることになり、生徒は「前の先生のほうがよかった」と感じます。
子ども向けクラスの場合
- クラス内の関係(誰と誰が組むとよいか)
- 集中が切れる場面と、その対応
- 保護者に伝えてきた内容と、まだ伝えていないこと
- 発表会・イベントの準備状況
保護者との関係は、担当が変わるときに最も揺らぎます。経緯を丁寧に残してください。
レッスン記録
スクールのシステムに記録を残す運用になっている場合、退職までに未入力を残さないでください。後任が過去のレッスンをたどれなくなります。
生徒への伝え方
いつ伝えるかは、必ずスクールと相談して決めてください。担当講師の交代は解約の理由になり得るため、スクールとして説明のタイミングを設計していることがあります。
独断で先に伝えると、他の生徒との調整が取れなくなります。
退職後の連絡
生徒や保護者から連絡先を聞かれることがあります。
スクールを通さない個人的なレッスンの約束は、契約上の問題になり得ます。雇用契約書や業務委託契約書に、競業避止や顧客の勧誘を禁じる条項が入っていないか確認してください。
返却するもの
- 教材、教具
- 教室の鍵
- 名札、社員証
- 貸与されている端末