現場ごとの進捗

  • 施工済みの範囲と、残っている範囲
  • 図面どおりに施工していない箇所と、その理由
  • 元請・他業者との調整で決まったこと
  • 検査の予定と、指摘を受けている事項

「図面と現場が違う」箇所がもっとも重要です。後任が図面だけを見て進めると、手戻りが発生します。

隠蔽部の情報

天井裏や壁内など、後から見えなくなる部分の情報は、引き継ぎでもっとも価値があります。

  • 配線ルート
  • 接続点の位置
  • 使用したケーブルの種類とサイズ

写真を撮って記録に残しておくと、後任が助かります。会社の記録として残してください。

材料

  • 発注済みで未納入の材料
  • 現場に置いてある材料の在庫
  • 返品予定の材料

元請・他業者との関係

  • 元請の担当者と、これまでのやり取り
  • 他業者との調整で決まった段取り
  • 過去にもめた経緯があるテーマ

個人の携帯に入っている連絡先を、会社の共有資料に移してください。

安全に関する記録

  • KY(危険予知)活動の記録
  • 作業手順書
  • ヒヤリハットの事例

工具の扱い

電気工事士は個人の工具を使うことが多い職種です。

  • 自分で買った工具は私物
  • 会社が支給・貸与した工具は返却対象
  • 会社の費用で買ったが個人管理していた工具は、扱いを確認する

退職時にもめやすい部分です。購入時のレシートや、支給時の記録が残っていれば整理が早く済みます。

返却するもの

  • 作業服、ヘルメット、安全帯(フルハーネス)
  • 会社の車の鍵、ETCカード
  • 会社の携帯電話
  • 事務所・倉庫の鍵
  • 貸与された測定器

持ち出してはいけないもの

  • 図面、施工図
  • 見積もり、原価の資料
  • 元請・取引先のリスト
  • 会社で作成した施工要領書