担当していた生徒に何も言わずに辞めるのは心苦しいものです。ただし伝え方には注意が必要です。
まず塾の方針を確認する
生徒への告知は、塾が方針を決めるものです。独断で伝えると混乱を招きます。
- 誰から伝えるか(講師本人か、教室長か)
- いつ伝えるか
- どこまで伝えるか(退職の事実のみか、理由も含むか)
必ず教室長に相談し、方針に従ってください。
塾が慎重になる理由
- 生徒・保護者の動揺を抑えたい
- 退塾につながることを避けたい
- 後任への引き継ぎが整ってから伝えたい
これは塾の経営判断であり、講師個人の感情とは別の考慮です。
伝える場合の内容
方針として本人から伝えることになった場合、次の点を意識します。
- 退職の事実と最終日を簡潔に伝える
- 後任の講師を紹介する(決まっている場合)
- 不満や内部事情は話さない
- 前向きな言葉で締める
伝え方の例: 「◯月で塾を離れることになりました。◯月◯日が最後の授業です。ここまで一緒に頑張ってきたことは、これからも君の力になります。次は◯◯先生が担当してくれるので、安心して続けてください。」
受験生への配慮
受験直前の生徒には、伝える時期の判断が特に重要です。動揺が学習に影響することがあります。
入試が終わるまで伝えないという判断もあります。教室長と相談して決めてください。
連絡先の交換はしない
生徒や保護者から個人の連絡先を聞かれることがありますが、応じないのが原則です。
- 生徒の連絡先は塾の顧客情報です
- 退職後に個人的に指導する目的で連絡先を得る行為は、契約違反になる可能性があります
- SNSでのつながりも、塾によっては禁止されています
雇用契約書や誓約書の内容を確認してください。
保護者への挨拶
保護者への連絡も塾の方針に従います。個別に電話やメールをする前に、教室長に確認してください。