宛名は誰にするか
宛名は会社の代表者です。営業所長や運行管理者ではありません。
| 会社の形態 | 宛名 |
|---|---|
| 株式会社 | 株式会社○○ 代表取締役社長 ○○ ○○ 殿 |
| グループ会社の営業所 | 実際の雇用主である法人の代表者 |
| 第三セクター・公営 | 各団体の規程による |
大手バス会社では、運行を担う子会社に雇用されていることがあります。雇用契約書や給与明細の発行元で確認してください。
書類は営業所長経由で本社に回るのが一般的です。渡す相手は営業所長、宛名は代表取締役社長という形になります。
公営バスの場合
市営・都営バスなど、自治体が運営するバスの運転手は地方公務員であることがあります。
この場合、民法627条ではなく各自治体の条例・規則に基づく手続きになります。
- 退職願を提出し、任命権者の承認を得るという建て付けが一般的
- 様式が定められていることが多い
人事担当課に確認してください。
退職届と退職願の違い
- 退職願……退職を願い出る書類。承諾されるまでは撤回の余地がある
- 退職届……退職の意思を届け出る書類。提出後の撤回は原則できない
書く内容
- 表題(退職届/退職願)
- 「私儀」
- 本文(退職理由と退職日)
- 提出日
- 所属(営業所名)と氏名、押印
- 宛名
理由は「一身上の都合により」で足ります。
例文
退職届
私儀
このたび、一身上の都合により、令和○年○月○日をもちまして退職いたします。
令和○年○月○日
○○営業所 ○○ ○○ 印
株式会社○○
代表取締役社長 ○○ ○○ 殿
渡すタイミング
書面より先に、口頭で伝えるのが順序です。
出庫前や帰庫後、点呼の後に「お話があります」と切り出してください。
控えを残す
- コピーを取ってから提出する
- できれば受領印をもらう
受け取ってもらえない場合は、内容証明郵便で本社宛に送ってください。
提出前に確認すること
- 就業規則の申し出期限
- 会社が負担した免許取得費用の扱い
- 乗務員証、制服、鍵の返却
- 有給休暇の残日数
- 運行管理者に選任されているか