航空業界の退職届も、基本の書式は一般企業と同じです。所属の書き方に業界特有の点があります。

宛名の書き方

勤務先宛名
航空会社○○航空株式会社 代表取締役社長 △△ △△ 殿
グランドハンドリング会社株式会社○○ 代表取締役社長 △△ △△ 殿
空港の地上業務委託会社株式会社○○ 代表取締役 △△ △△ 殿

所属長・支店長宛ではなく、法人の代表者宛に書くのが正式です。提出先が上長であっても、宛名は代表者にします。

所属の書き方

  • 客室乗務員: 「客室乗務部 ○○支部」「○○ベース」など、配属先の名称
  • グランドスタッフ: 「○○空港支店」「旅客サービス部 ○○空港所」など

社内で使われている正式な部署名を書いてください。分からない場合は、社員証や辞令の記載を確認します。

退職届と退職願の使い分け

  • 退職届: 退職の意思が固まっている場合
  • 退職願: 退職を願い出て、会社の承諾を求める形

引き止めが予想される場合は、撤回を前提としない退職届の方が意思が伝わります。

退職理由の書き方

退職届の理由欄は「一身上の都合により」で足ります。

  • 不規則勤務や時差の負担が理由でも「一身上の都合」
  • 体調不良の場合は「体調不良により業務の継続が困難となりましたので」
  • 路線の廃止や人員整理など会社都合の場合は「貴社の人員整理に伴い」

勤務体制への不満は書きません。

提出方法

  1. 1 上長に口頭で伝える
  2. 2 退職日を調整する
  3. 3 退職届を提出する

大手航空会社では、社内の手続きシステムを通じて申請する場合があります。書面の提出が別途必要かを人事に確認してください

封筒の書き方

  • 白い無地の封筒を使う
  • 表面の中央に「退職届」と書く
  • 裏面の左下に所属と氏名を書く
  • 三つ折りにして入れる

提出のタイミング

乗務やシフトの合間ではなく、事前に時間をもらってから渡します。ステイ先や空港の現場ではなく、所属部署で渡すのが基本です。