始発便のチェックイン開始に合わせた早朝出勤、最終便の到着後まで続く業務。空港の運用時間に合わせた勤務は、生活リズムを崩しやすいものです。

深夜割増が支払われているか確認する

深夜労働(午後10時〜午前5時)には割増賃金が必要です。

  • 早朝勤務で午前5時前に始業している場合、5時までの部分は深夜労働です
  • 最終便対応で午後10時以降に及ぶ場合、その部分も深夜労働です

給与明細を見て、深夜割増の項目があるかを確認してください。

労働時間にあたる可能性が高いもの

  • 制服への着替えの時間(会社が着用を義務づけている場合)
  • ブリーフィング(打ち合わせ)の時間
  • 出発前の準備・出発後の後処理
  • 遅延・欠航時の延長対応

「シフトの開始時刻は8時だが、実際は7時30分に集合している」という運用があれば、その30分の扱いを確認してください

変形労働時間制の確認

空港の運用に合わせるため、1か月単位または1年単位の変形労働時間制を採用している会社があります。

変形労働時間制では、労使協定や就業規則で定めた期間を平均して法定労働時間を超えなければ、特定の日や週に法定労働時間を超えて働かせることができます。

ただしあらかじめ勤務日と労働時間が特定されている必要があります。後から自由に変更できるものではありません。

休日の確保

労働基準法35条は、毎週少なくとも1回の休日(または4週間を通じて4日以上の休日)を与えなければならないと定めています。

シフトが変則的でも、この基準は適用されます。実際に休日が確保されているかを確認してください

体調に影響が出ている場合

早朝と深夜のシフトが交互に入ると、睡眠のリズムが安定しません。不調が続いているなら医療機関を受診してください。

診断書があれば、勤務体制の見直しを求める根拠になり、退職する場合も失業保険の手続きで特定理由離職者に該当する可能性があります。

会社に相談できること

  • 早朝シフトと深夜シフトを連続させない配慮
  • 勤務パターンの固定
  • 内勤部門への異動

退職を決める前に、社内で選択肢がないか確認する価値があります

退職を選ぶ場合

退職届の理由は「一身上の都合」または「体調不良により業務の継続が困難となりましたので」と書きます。

シフトが確定する前に伝えることで、組み直しの負担を減らせます。翌月分がいつ確定するかを把握して逆算してください。