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みんなが前職を辞めた理由

辞めたいと思ったとき、「こんな理由で辞めるのは甘えではないか」と考える人がいます。 その判断材料になるのが統計です。 厚生労働省の雇用動向調査は、実際に転職した人がどんな理由で前職を辞めたかを毎年集計しています。

このページの数値は厚生労働省「令和6年雇用動向調査結果の概況」の「転職入職者の状況」表5から転記しています。

男女で上位が違う

調査によれば、男性は「その他の個人的理由」20.2%、 「その他の理由(出向等を含む)」13.5%を除くと「定年・契約期間の満了」14.1%が最も多く、 次いで「給料等収入が少なかった」10.1%です。

女性は「その他の個人的理由」24.3%を除くと「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」12.8%が最も多く、 次いで「職場の人間関係が好ましくなかった」11.7%です。

全項目の割合(令和6年)

前職を辞めた理由男性女性
仕事の内容に興味を持てなかった4.43.6
能力・個性・資格を生かせなかった3.83.7
職場の人間関係が好ましくなかった9.011.7
会社の将来が不安だった7.45.1
給料等収入が少なかった10.18.3
労働時間、休日等の労働条件が悪かった8.612.8
結婚0.61.9
出産・育児0.51.8
介護・看護1.21.0
その他の個人的理由20.224.3
定年・契約期間の満了14.110.7
会社都合5.25.3
その他の理由(出向等を含む)13.57.8

注: 転職入職者のうち前職雇用者で調査時在籍者についてみたものです (自営業からの転職入職者を含みません)。計には理由が不詳の人も含まれます。

前年から増えている理由

調査によれば、前年と比べて上昇幅が最も大きいのは、 男性は「その他の個人的理由」2.9ポイントを除くと「会社の将来が不安だった」2.2ポイント、 女性は「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」1.7ポイントとなっています。

年齢によって理由は変わる

全体の数字だけを見ると実感と合わないことがあります。 年齢で内訳が大きく変わるためです。

項目全体年齢による違い
給料等収入が少なかった(男性)10.1%25〜29歳は16.9%、60〜64歳は1.8%
定年・契約期間の満了(男性)14.1%60〜64歳は54.6%、65歳以上は50.1%
労働時間、休日等の労働条件が悪かった(女性)12.8%25〜29歳は15.2%、45〜49歳は15.3%
職場の人間関係が好ましくなかった(女性)11.7%19歳以下は34.0%、25〜29歳は14.0%

数字の読み方の注意

  • これは「転職した人」の統計です。辞めた後に就職していない人は含まれていません
  • 自営業からの転職入職者は含まれません
  • 「その他の個人的理由」が最も大きい区分であり、内訳はこの表からはわかりません
  • 本人が回答した理由であり、離職票に記載される離職理由の区分とは別のものです

失業保険の扱いを左右するのは、この統計の分類ではなく ハローワークが判定する離職理由です。特定受給資格者・特定理由離職者の範囲を確認してください。

自分の状況が制度上どう扱われるか

8問に答えると、公式の範囲の記載と照らし合わせた結果、相談できる窓口、在職中に確保しておくべき資料がわかります。

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よくある質問

転職した人が前職を辞めた理由で多いのは何ですか?

厚生労働省の雇用動向調査によれば、令和6年1年間の転職入職者について、男性は「その他の個人的理由」20.2%、「その他の理由(出向等を含む)」13.5%を除くと「定年・契約期間の満了」14.1%が最も多く、次いで「給料等収入が少なかった」10.1%となっています。女性は「その他の個人的理由」24.3%を除くと「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」12.8%が最も多く、次いで「職場の人間関係が好ましくなかった」11.7%です。

前年と比べて増えている理由は何ですか?

同調査によれば、前年と比べて上昇幅が最も大きいのは、男性は「その他の個人的理由」2.9ポイントを除くと「会社の将来が不安だった」2.2ポイント、女性は「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」1.7ポイントとなっています。

年齢によって辞める理由は変わりますか?

変わります。たとえば男性の「給料等収入が少なかった」は25〜29歳で16.9%と全体の10.1%を上回る一方、60〜64歳では1.8%にとどまります。逆に「定年・契約期間の満了」は60〜64歳で54.6%を占めます。女性の「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」は25〜29歳で15.2%、45〜49歳で15.3%と高くなっています。

この統計はどういう人を対象にしていますか?

転職入職者のうち前職雇用者で調査時在籍者についてみたもので、自営業からの転職入職者は含まれません。また前職を辞めた理由が不詳の人も計に含まれています。つまり「転職した人」の統計であり、辞めた後に就職していない人は含まれていない点に注意が必要です。

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