免許は個人の資格

臨床工学技士免許は個人に与えられた資格です。退職しても免許に影響はなく、勤務先に返す性質のものではありません。免許証の原本は本人が保管します。

勤務先に写しを提出している場合、その扱いは勤務先の規程によります。

認定資格の更新

臨床工学技士には、学会や団体が認定する資格が多数あります。

  • 透析技術認定士
  • 体外循環技術認定士
  • 呼吸療法認定士
  • 心血管インターベンション技師
  • 不整脈治療専門臨床工学技士

これらの更新要件には、実務従事の証明や、施設の要件が含まれていることがあります。

転職や離職の期間が更新に影響しないかは、認定する団体ごとの最新の規程を自分で確認してください。制度は改定されるため、他人の経験談ではなく一次資料を見ることが重要です。

在職証明・実務経験証明

認定資格の申請・更新では、在職期間や実務内容の証明を勤務先に書いてもらう必要があることがあります。

退職してからだと依頼しにくくなります。近く更新や申請を予定している場合は、在職中に証明書を発行してもらってください。

退職証明書

労働基準法22条により、使用期間・業務の種類・その事業における地位・賃金・退職の事由について証明書を請求すれば、使用者は遅滞なく交付しなければならないとされています。

労働基準法22条1項
労働者が、退職の場合において、使用期間、業務の種類、その事業における地位、賃金又は退職の事由について証明書を請求した場合においては、使用者は、遅滞なくこれを交付しなければならない。

症例・実績の記録

体外循環や心カテの症例数など、自分の実績として記録しておきたい情報があります。

患者が特定できる情報は持ち出せません。件数や術式の分類など、個人が特定されない範囲にとどめてください。

退職時にそろえておくもの

  • 離職票(雇用保険の手続きに使う)
  • 源泉徴収票
  • 健康保険資格喪失証明書
  • 在職証明書・実務経験証明書(認定資格で必要な場合)
  • 受講した研修・講習の修了証