退職後には健康保険、年金、失業保険に関する各種手続きが必要となり、いずれも期限が決まっています。群馬県内での手続きは市区町村の窓口が中心ですが、労働に関する相談は群馬労働局が担当します。ここでは群馬県での手続きの要点と、特に注意が必要な労働局の所在地について説明します。
退職後の手続き——期限のある順に
健康保険、国民年金、失業保険の詳しい手続き方法と選択肢については、[退職後の手続きガイド](/guide/after-procedures/)でご説明しています。本ガイドでは群馬県での申請窓口と注意点を中心に記載しています。
健康保険の切り替え: 退職日の翌日から20日以内(任意継続)または14日以内(国民健康保険)に申請が必要です。最寄りの市区町村役場またはこれまで加入していた保険組合が窓口になります。手続きがないと無保険状態になり医療費が全額自己負担になるため注意が必要です。
国民年金への切り替え: 厚生年金から外れた場合、退職日の翌日から14日以内に市区町村役場の国民年金窓口で手続きを行う必要があります。期限を過ぎるとその間の年金記録に空白が生じ、将来の年金受給額に影響します。
失業保険の申請: 離職票を受け取ったら、早めに居住地を管轄するハローワークで申請してください。給付を受ける権利は離職日から1年間です。
群馬労働局——重要:前橋市の2か所に分かれています
群馬県での労働に関する相談や失業保険の窓口は、群馬労働局が担当しています。ただし他県にない特殊な特徴として、群馬労働局は前橋市の2か所に分かれて所在しています。窓口を間違えると、相談の内容によっては別の庁舎に行き直す必要が生じます。
群馬労働局 総務部・労働基準部・雇用環境・均等室
〒371-8567 群馬県前橋市大手町2-3-1 前橋地方合同庁舎8・9階
電話:027-896-4732
こちらは労働基準法関連の相談窓口です。
群馬労働局 職業安定部
〒371-0854 群馬県前橋市大渡町1-10-7 群馬県公社総合ビル9階
電話:027-210-5007
こちらは失業保険や雇用関連の相談窓口です。失業保険の相談や申請は、ハローワークではなく群馬労働局に問い合わせる場合は、こちらの職業安定部が所管です。
どちらに相談すべきかの判断基準
退職時の給与未払いや不当な扱いなど、労働基準法に関する問題は総務部・労働基準部・雇用環境・均等室へ。失業保険の給付条件や失業認定に関する相談、または雇用契約に関する相談は職業安定部へ、という形で分かれています。迷った場合は、前橋地方合同庁舎(総務部)に電話して状況を説明すれば、適切な窓口を案内してくれます。
総合労働相談コーナーと相談ほっとライン
群馬県内には9か所の総合労働相談コーナーが設置されており、解雇や給与、安全衛生など様々な労働問題に無料で対応しています。各ハローワークの近く、または労働基準監督署内に配置されているため、自分の住所に近い施設での相談が可能です。
全国共通の相談窓口として、労働条件相談ほっとライン(0120-811-610)では、違法な時間外労働や賃金不払いなど労働基準法関連の問題について、電話で無料相談できます。日本語で月~金曜日17:00~22:00、土日祝日9:00~21:00(年末年始12月29日~1月3日は休業)の対応となります。