柔道整復師・鍼灸師の資格と経験は、接骨院・鍼灸院以外でも活かせます。

業界内での選択肢

他院への転職

技術と実務経験がそのまま評価されます。競業避止の条項がある場合は、内容を確認してから動いてください

分院長・管理職

複数院を展開する法人では、分院の運営を任される道があります。

独立開業

施術所の開設届(開設後10日以内)が必要です。受領委任の取扱いを行うには、施術管理者としての要件を満たす必要があります。

業界外での選択肢

介護分野

機能訓練指導員として、デイサービスや介護施設で働く道があります。柔道整復師は機能訓練指導員として認められる資格のひとつです。要件は厚生労働省の基準で確認してください。

スポーツ分野

スポーツチームのトレーナー、フィットネスクラブ、スポーツジム。

医療機関

整形外科などで、医師の指示の下に業務を行う形。

企業の健康管理部門

従業員の健康支援、産業保健の分野。

メーカー・ディーラー

治療機器や医療用品のメーカーで、学術・営業として働く道。現場を知っていることが評価されます。

転職で説明できる材料を整理する

在職中に、次を控えておいてください。

  • 保有している資格と取得年、登録番号
  • 扱った症状の種類と患者数の規模(個人が特定できる情報は除く
  • 受講した研修や勉強会の履歴
  • スポーツ現場や往診の経験
  • 後輩の指導、院の運営に関わった経験

守秘義務があるため、具体的な患者の症例は説明できません。扱った症状の種類といった一般的な範囲にとどめてください。

退職理由の説明

面接では、退職理由から「次の職場で何をしたいか」につなげてください。

  • 「保険外の自費施術より、機能訓練に関わりたい」
  • 「スポーツ現場での経験を活かせる環境で働きたい」

体調が理由の場合、現在は問題なく働ける状態であることを説明できるようにしておいてください。腰痛など業務に直結する不調がある場合は、正直に伝えたほうが入職後の食い違いを防げます。

空白期間

退職から次の就職まで期間が空いても、説明できれば問題になりにくいものです。療養、開業の準備、家族の事情など、事実を簡潔に伝えてください。