静岡県内では、伊豆地域から浜松西部まで複数のハローワークが配置されています。失業保険申請の詳しい要件や流れについては、[失業保険の手続きガイド](/guide/unemployment-insurance/)をご覧ください。このガイドでは、ご自身の住所地を管轄するハローワークを正確に確認すること、そして2025年4月に改正された給付制限期間のルールについて、重点的に説明します。
静岡県のハローワーク配置と管轄エリア
静岡県内には17のハローワークが設置されています。本所15か所、そして浜松市内の出張所2か所(細江・浜北)という構成です。県が東西に長いため、地域によって拠点への距離が大きく異なります。失業保険の申請は、原則としてご自身の住所地を管轄するハローワークで行う必要があります。
伊豆地域(南部・東部)
ハローワーク下田(下田・賀茂郡全域)、ハローワーク三島(三島市・伊豆市・伊豆の国市・函南町・熱海市)、ハローワーク伊東(伊東市)が配置されています。ご自身の市町村を確認してください。
東部エリア(駿河湾沿岸・富士山麓)
沼津市・裾野市・駿東郡はハローワーク沼津、御殿場市・駿東郡小山町はハローワーク御殿場、富士市はハローワーク富士、富士宮市はハローワーク富士宮が対応しています。このエリアは複数の市が隣接しているため、市町村と管轄施設の対応を確認が重要です。
中部エリア(静岡市と西側の内陸)
静岡市は2つに分かれており、葵区・駿河区はハローワーク静岡、清水区はハローワーク清水が管轄します。同じ静岡市内でも窓口が異なるため、ご自身の区を確認してください。このほか焼津市・藤枝市(ハローワーク焼津)、島田市・榛原郡川根本町(ハローワーク島田)、牧之原市・榛原郡吉田町(ハローワーク榛原)、掛川市・菊川市・御前崎市(ハローワーク掛川)、磐田市・袋井市・周智郡森町(ハローワーク磐田)が配置されています。
西部エリア(浜松市周辺)
浜松市は3つのハローワーク(浜松・細江・浜北)で対応しており、特に旧北区の三方原地区は細江出張所の独立した管轄エリアです。浜松市中央区(旧北区三方原地区を除く)・湖西市はハローワーク浜松、浜松市中央区三方原地区・浜松市浜名区(旧北区三方原地区以外)はハローワーク細江、浜松市浜名区(旧北区(三方原地区以外)を除く)・浜松市天竜区はハローワーク浜北が管轄します。市内の引っ越しでも管轄が変わる可能性があるため、注意が必要です。
2025年4月改正:給付制限期間の短縮
最も重要な情報は、令和7年(2025年)4月1日以降の離職から、自己都合退職の給付制限期間が原則1か月に短縮されたことです。これは従来の2か月から大幅に変わった改正で、失業保険の受給までの期間が短くなります。
給付制限期間の例外
以下の場合は、原則1か月ではなく3か月になります。
- 離職日前5年間に2回以上正当な理由なく自己都合退職し受給資格決定を受けた場合
- 自分の責めに帰すべき重大な理由による解雇(重責解雇)の場合
給付制限をせず基本手当を受給する方法
自己都合退職者が就職促進のための職業訓練を受けた場合は、給付制限をせず基本手当を受給することができます。訓練コースについては、ハローワークにご相談ください。
会社都合退職の場合
会社都合退職(解雇、事業所廃止など)の場合は給付制限がありません。ただし待期期間(7日間)は設定されています。
離職理由の確認が重要
退職届の内容と、会社が作成する離職票の「離職理由」が異なることがあります。これは給付制限期間に大きく影響するため、離職票受け取り時に必ず確認してください。離職票の理由が実態と異なる場合、お住まいの地域を管轄するハローワークに申し出て訂正を求めることができます。
県内での手続きの進め方
手続きの詳しい流れや必要書類については、住所地を管轄するハローワークに事前に電話で確認しておくと確実です。
専門窓口について
このガイドでは県内の主要ハローワークを掲載していますが、子育て中の方向けのマザーズハローワーク、新卒者向けの新卒応援ハローワーク、若年層向けのわかものハローワーク、ハローワークプラザなどの専門窓口も設置されています。詳細は[静岡労働局の公式サイト](https://jsite.mhlw.go.jp/shizuoka-roudoukyoku/hw/hw-annai.html)でご確認ください。