保険営業で身につく力は、業界の外でも評価される部分があります。整理して考えます。
業界内での選択肢
乗合代理店
複数社の商品を扱う代理店です。保険業法282条3項の例外にあたる場合に、複数の所属保険会社を持つことができます。募集人としての登録の扱いは移る先に確認してください。
損害保険
生命保険と損害保険では扱う商品も登録も異なります。改めて必要な資格を取ることになります。
内勤・本社部門
契約の査定、コールセンター、代理店の教育・支援など、募集以外の職種があります。現場を知っていることが評価される部署です。
業界外での選択肢
保険営業で身につく力は次のようなものです。
- 個人宅や法人への訪問と関係構築
- 相手の状況を聞き取り、必要なものを提案する力
- 金融商品の説明と書類の正確な処理
- 目標に対する進捗管理
これらは次のような職種で活かせます。
- 金融機関の渉外・法人営業
- 不動産、住宅設備などの個人向け営業
- 人材サービスの営業
- 医療・介護分野の相談業務(資格が必要なものもあります)
転職で説明できる材料を整理する
在職中に、次を控えておいてください。
- 担当した契約の件数や種類(言える範囲で)
- 表彰や資格の取得履歴
- 研修の受講履歴
- 新人の指導や勉強会の運営など、営業以外の役割
社内システムからしか見られない情報は、退職すると確認できなくなります。
退職理由の説明
面接で退職理由を聞かれたときは、事実を土台に、次の職場で何をしたいかにつなげてください。前職の批判は避けたほうが無難です。
- 「成績が振るわなかった」→ どう改善しようとしたか、何を学んだか
- 「ノルマが厳しかった」→ どういう働き方を求めているか
体調を崩した場合、伝えるかどうかは回復の状況によります。現在は問題なく働ける状態であることを説明できるようにしておいてください。
空白期間
退職から次の就職まで期間が空いても、説明できれば問題になりにくいものです。療養、資格の勉強、家族の事情など、事実を簡潔に伝えてください。