退職に伴う手続きを、時期ごとに整理します。
退職を伝えてから退職日まで
- 退職届の提出(宛名は法人の代表者)
- 引き継ぎ書の作成(利用者ごとの状況、ケアプラン、経過、家族の状況)
- 認定の有効期間が近い利用者の一覧と日付の明示
- 給付管理の処理状況(返戻・過誤を含む)の引き継ぎ
- 有給休暇の残日数の確認と消化の申し出
- 介護支援専門員証の原本の返却を受ける
- 証の有効期限の確認(退職後の更新の見通し)
- 個人情報を含む資料の整理(持ち帰らない)
返却するもの
- 職員証、名札
- 貸与された端末、パソコン、携帯電話
- 事業所の鍵
- 業務で使用した車両の鍵、ETCカード
- 健康保険証(退職日まで使用)
返却物はリストにして、受領のサインをもらっておくと確実です。
受け取るもの
- 介護支援専門員証の原本(事業所が保管している場合)
- 離職票(雇用保険の手続きに必要。退職後に郵送されるのが通常)
- 雇用保険被保険者証
- 年金手帳・基礎年金番号通知書(会社が預かっている場合)
- 源泉徴収票(所得税法226条により、退職の日以後1か月以内に交付)
- 退職証明書(必要な場合。労働基準法22条により請求できます)
退職後の手続き
健康保険
次の3つから選びます。
- 任意継続(退職日の翌日から20日以内に申出)
- 国民健康保険(市区町村の窓口)
- 家族の被扶養者になる
年金
厚生年金から国民年金への切り替えが必要です。
雇用保険
離職票を持ってハローワークで求職の申込を行います。
住民税
退職の時期によって、一括徴収されるか自分で納付するかが変わります。
確定申告
年内に再就職しない場合は、翌年に自分で確定申告をします。
介護支援専門員証の維持
有効期間は5年です(介護保険法69条の7第3項)。
業務から離れる期間ができる場合、更新の際に受けるべき研修の区分が変わることがあります。
- 有効期限を確認する
- 登録した都道府県の担当課に、自分のケースで必要な研修を確認する
- 研修の日程と申込の時期を確認する
他県に転職する場合は、登録の移転と証の再交付の手続きが必要です。