退職届の日付の書き方|提出日と退職日の違い
退職届に書く日付は2つあります。提出日と退職日の両方を正しく記入することで、初めて有効な書類となります。ここでは、それぞれの日付の意味と正しい書き方を詳しく解説します。
退職届に必要な2つの日付
提出日(ていしゅつび)
実際に会社に退職届を渡す日。手渡しなら渡す日、郵送なら投函日。
退職日(たいしょくび)
実際に退職が成立する日。会社との最後の出勤日(または有給消化最終日)。
提出日の決め方と書き方
提出日は退職届を会社に渡す実際の日付です。
手渡しの場合
提出日 = 退職届を直属の上司に渡した日
郵送の場合
提出日 = ポストに投函した日、または確実に到着する日
郵送の場合、到着日まで数日かかるため、事前に会社に「いつ日付で登録されるか」を確認しておくと安心です。
退職日の決め方と書き方
退職日は実際に退職が成立する日です。法律と会社の就業規則をふまえて決めます。
- 提出日から最低2週間以上先の日付にする(民法第627条)
- 会社の就業規則を確認する(「1ヶ月前に届け出ること」など定めがあるか)
- 有給消化期間を考慮する(有給を完全消化したい場合はさらに先になる)
- 月末を退職日にするのが一般的(給与計算や保険手続きのため)
例
提出日が5月15日の場合、退職日は最低でも5月29日以降になります。有給が20日あれば、有給消化を含めて6月末の退職日を設定することも可能です。
和暦と西暦の選び方
退職届の日付は和暦(令和○年)でも西暦(20○○年)でもどちらでも問題ありません。
| 選択肢 | 特徴 |
|---|---|
| 和暦(令和06年) | より正式で丁寧な印象。日本の企業書類で一般的 |
| 西暦(2024年) | 国際的でシンプル。パソコン作成時に使いやすい |
迷った場合は、会社の他の公式文書がどちらを使っているか確認して合わせるのが無難です。
日付の記入位置
縦書きの場合
右から4行目、中央から右寄り。提出日と退職日の両方を記入。
横書きの場合
右上に提出日、本文に「退職日:○年○月○日」と記入。
日付を書き間違えたときの修正方法
退職届は正式な書類のため、修正液・修正テープは使わず書き直すが原則です。
- 手書きで日付を間違えた → 新しい用紙に書き直す
- パソコン作成なら → データを修正して再印刷。署名と押印も新たに行う
- 既に提出済みなら → 変更理由を上司に報告。修正版を改めて提出するか、指示を仰ぐ
予防として、手書きする場合は予備の用紙を2枚以上用意しておくと安心です。
よくある質問
退職届の日付は鉛筆で書いて後から変えてもいい?
いいえ、避けてください。退職届は正式な書類のため、鉛筆で書くのは不適切です。提出日は提出当日に確定してから手書きする、またはパソコンで作成する方が無難です。
提出日と退職日が同じ日でもいい?
法的には問題ありませんが、通常は避けます。退職届を出してから有給消化期間を設けるのが一般的であり、通常は提出日から2週間以上先の日付を退職日にします。
和暦と西暦、どちらを使うべき?
どちらでも問題ありませんが、社内の重要書類に合わせるのが無難です。個人の判断で選ぶ場合は、和暦(令和○年)を使う企業が多いため、和暦を選ぶと無難です。
退職届の日付を間違えた場合は?
手書きの場合は、修正液や修正テープを使わず書き直します。パソコン作成なら修正して再印刷し、署名と押印を新たに行います。既に提出した場合は、変更理由を説明して新しい退職届を提出します。
郵送で提出する場合、提出日はいつになる?
郵送の場合、提出日は投函日か届く日かのどちらかです。到着日を基準に考える企業もあるため、事前に確認するか、投函日から到着まで数日の余裕を見て日付を記入するのが無難です。
※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的アドバイスではありません。個別の状況に応じた判断が必要な場合は、弁護士や社会保険労務士などの専門家にご相談ください。