任期制自衛官が任期途中で退職する方法と注意点を解説します。
任期制自衛官とは
陸士・海士・空士は「任期制自衛官」として、一定期間(陸上自衛隊は2年、海上・航空自衛隊は3年)の任期で勤務します。
任期途中の退職は可能か?
原則
任期制自衛官は任期満了まで勤務する義務があります。任期途中の退職は原則として認められません。
例外(退職が認められるケース)
- 1 体調不良: 訓練や勤務に耐えられない健康状態
- 2 家庭の事情: 家族の介護、家業の継承等
- 3 適応障害等のメンタル不調: 自衛隊病院の診断あり
- 4 その他やむを得ない理由
任期途中の退職手順
- 1 直属の上官に退職の意思を伝える
- 2 中隊長等に報告
- 3 退職願を提出
- 4 任命権者の承認
- 5 官品返納・退職
承認までの期間
やむを得ない理由がある場合、比較的早く(1〜2ヶ月程度)承認されることが多いです。
任期満了退職
任期満了で退職する場合は、任期終了の数ヶ月前に「任期継続の意思確認」があります。「継続しません」と伝えれば、任期満了日で退職となります。
任期満了退職のメリット
- 退職手当(退職金)が満額支給
- 就職援護を十分に活用できる
- 特別退職手当(任期制自衛官特有)が支給される場合がある
任期途中退職の注意点
- 退職手当が減額される場合がある
- 特別退職手当が支給されない場合がある
- 引き止めが強い可能性がある
- 任期途中での退職が経歴にどう影響するかを考慮
入隊直後に辞めたい場合
教育隊期間中に「合わない」と感じる方も少なくありません。教育隊期間中でも退職願の提出は可能です。早めに上官に相談しましょう。