自衛官のメンタルヘルス不調と退職の判断基準、利用できる支援について解説します。

自衛官に多いメンタルヘルスの原因

  • 訓練の身体的・精神的負担
  • 災害派遣での精神的ストレス(PTSD含む)
  • 上下関係の厳しさ
  • 閉鎖的な生活環境(営内生活)
  • 転勤の頻度と家族との離別
  • いじめ・パワハラ

注意すべき症状

  • 訓練への恐怖感が強い
  • 不眠が続く
  • 食欲が極端に変化する
  • 些細なことでイライラする
  • 災害派遣後にフラッシュバックがある

自衛隊内の相談窓口

カウンセリング

  • 部隊のメンタルヘルスカウンセラー
  • 自衛隊病院の精神科
  • 駐屯地の医務室

その他の窓口

  • 防衛省ハラスメント相談窓口
  • 隊員家族支援センター

休職(病気休暇)制度

自衛官にも病気休暇制度があります。

  • 病気休暇: 最大90日(その後は休職)
  • 休職: 最大3年(傷病による)
  • 給与: 病気休暇中は全額支給。休職中は一定期間後に減額

退職の判断基準

休職を検討すべきケース

  • 一時的な不調で、休養すれば回復しそう
  • 部隊異動で環境が変わる可能性がある
  • 自衛官としてのキャリアを続けたい気持ちがある

退職を検討すべきケース

  • 自衛隊の環境そのものが原因
  • 長期間改善しない
  • 民間での新しいキャリアを考えている

退職願の書き方

メンタルヘルスが理由の場合も「体調不良により業務の継続が困難」と書きます。自衛隊病院の診断書があると退職がスムーズに進みやすくなります。

退職後の生活

  • 退職手当(退職金)が支給される
  • 国民健康保険に切り替え
  • 地方協力本部の就職援護を活用