看護師寮や借り上げ社宅に住んでいる看護師が退職する場合の注意点と手続きを解説します。
看護師寮・社宅の退去ルール
退職に伴い、病院提供の住居からは退去する必要があります。退去期限は病院によって異なります。
| 住居タイプ | 一般的な退去期限 | 備考 |
|---|---|---|
| 病院直営の看護師寮 | 退職日から1〜2週間 | 就業規則で確認 |
| 借り上げ社宅 | 退職日の月末まで | 賃貸契約による |
| 住宅手当のみ | 退去不要 | 自分名義の賃貸のため |
退職届提出前にやるべきこと
1. 退去期限の確認
就業規則や入寮時の契約書で退去期限を確認しましょう。見つからない場合は人事課に直接聞きます。
2. 次の住居の確保
退職届を提出する前に次の住居のめどを立てておくことが重要です。
- 転職先に寮がある場合は入居申込み
- 一般の賃貸を探す場合は内見・契約を進める
- 実家に一時的に戻る場合でも荷物の移動計画を立てる
3. 引っ越し費用の見積もり
| 距離 | 単身の相場 | 備考 |
|---|---|---|
| 同一市内 | 3〜5万円 | 繁忙期(3月)は割増 |
| 同一県内 | 5〜8万円 | |
| 他県への引っ越し | 8〜15万円 | 距離と荷物量による |
退職届提出後の流れ
- 1 退職届受理後すぐ: 退寮届を人事課・寮管理者に提出
- 2 退職1ヶ月前: 引っ越し業者の手配、転居届の準備
- 3 退職2週間前: 荷造り開始、不用品の処分
- 4 退職日前後: 引っ越し・退去立会い・鍵の返却
退去時の注意点
- 原状回復: 入居時の状態に戻す必要がある。壁の穴や汚れは修繕費を請求される場合あり
- 敷金の返還: 病院負担の場合は返還なし。自己負担分がある場合は精算
- ライフラインの解約: 電気・ガス・水道の停止手続き
- 郵便物の転送: 郵便局で転居届を提出(1年間転送される)
寮費が格安だった場合の生活費シミュレーション
看護師寮(月1〜2万円)から一般賃貸(月5〜7万円)に移る場合、月の固定費が3〜5万円増加します。
支出増の内訳(目安)
- 家賃の差額: +3〜5万円/月
- 光熱費(寮は一部込みの場合): +1万円/月
- 通勤費の変動: 0〜1万円/月
退職後の生活費を見据えて、退職前に3ヶ月分の生活費を貯蓄しておくことをおすすめします。住居の問題は退職後の生活に直結するため、退職届を出す前に必ず計画を立てましょう。