歯科衛生士から歯科関連企業の営業職に転職する際の手順を解説します。
歯科衛生士が転職できる営業職
| 企業の種類 | 主な業務 | 年収目安 |
|---|---|---|
| 歯科材料メーカー | 製品の紹介・デモ、学術情報の提供 | 350〜500万円 |
| 歯科ディーラー | 歯科医院への営業・配送 | 300〜450万円 |
| 歯科機器メーカー | チェアや滅菌器の提案営業 | 350〜500万円 |
| オーラルケアメーカー | 歯ブラシ等の製品開発・マーケティング | 350〜550万円 |
歯科衛生士経験が営業で活きるポイント
強み
- 現場を知っている: 歯科医院のニーズを理解している
- 専門知識: 歯科材料・器具の知識がある
- 院長との信頼関係: 歯科医師と対等に話せる
- コミュニケーション力: 患者対応で培った能力
補うべきスキル
- ビジネスマナー(名刺交換、メール作法等)
- PC操作(Excel、PowerPoint)
- プレゼンテーション能力
- 営業数字への意識
転職活動の進め方
在職中に始める
- 1 転職サイトに登録: 歯科業界専門の求人サイトもあり
- 2 履歴書・職務経歴書の作成: 臨床経験を営業に活かせる形で記載
- 3 面接対策: 「なぜ臨床を離れるのか」への回答を準備
- 4 内定獲得後に退職: 収入の空白期間を作らない
志望動機の作り方
「臨床で○○の製品を使っていて、その良さを多くの歯科医院に広めたいと思った」のように、臨床経験と営業職を結びつけるのがポイントです。
退職届の提出
内定を獲得してから退職届を提出しましょう。院長に退職の意思を伝える際は「歯科業界には引き続き関わりたい」と伝えると、営業職として訪問する際に良好な関係を維持できます。
営業職のメリット・デメリット
メリット
- 土日祝休みが基本(歯科医院の休診日に営業しないため)
- 給与が上がる可能性がある
- 多くの歯科医院と関われる
- キャリアアップの幅が広い
デメリット
- 売上目標(ノルマ)がある
- 車での移動が多い(地方の場合)
- 臨床スキルが低下する
- 患者さんと直接関わる機会が減る
臨床に戻りたくなった場合
歯科衛生士の国家資格は一生有効です。営業職が合わなければ、いつでも臨床に戻ることができます。ブランクがあっても復帰支援セミナーや研修を受ければ問題ありません。