アパレル業界特有のセール・繁忙期サイクルを踏まえた、退職のベストタイミングを解説します。
アパレル業界の年間スケジュール
| 月 | イベント | 繁忙度 |
|---|---|---|
| 1月 | 冬セール(初売り〜) | 非常に高い |
| 2月 | 冬セール後半〜春物立ち上げ | 普通 |
| 3月 | 春物本番・卒業入学需要 | やや高い |
| 4月 | 春物ピーク | 普通 |
| 5月 | GW・初夏物 | やや高い |
| 6月 | 夏物本番・プレセール | やや高い |
| 7月 | 夏セール | 非常に高い |
| 8月 | 夏セール後半〜秋物立ち上げ | 普通 |
| 9月 | 秋物本番 | 普通 |
| 10月 | 秋冬物 | 普通 |
| 11月 | 冬物・ブラックフライデー | やや高い |
| 12月 | クリスマス・年末 | 非常に高い |
退職に適した時期
ベストタイミング
- 2月中旬〜3月上旬: 冬セール終了後、春物が安定した時期。年度末退職にも合う
- 8月中旬〜9月上旬: 夏セール終了後、秋物の立ち上げ前
比較的よい時期
- 4月〜5月上旬: 春物が落ち着き、夏セール準備前
- 10月: 秋冬物が安定し、年末繁忙期前
避けるべき時期
- 12月〜1月前半: クリスマス商戦・初売り・冬セールの最繁忙期
- 6月下旬〜7月: 夏セール直前・期間中
- セール準備期間: 値札変更・レイアウト変更など業務量が増加する時期
セール中に退職を申し出た場合
法的にはセール中であっても退職の申し出は有効です。ただし以下の点に注意しましょう。
- セール中の退職申し出は店長の心証を悪くしやすい
- 「セール後まで待ってほしい」と言われた場合、1〜2週間程度の延長は配慮として検討の余地あり
- ただし、数ヶ月の延長を強いられる場合は応じる必要なし
プレセール・ファミリーセールと退職
- プレセール(顧客限定セール): VIP顧客への案内が必要な時期。できれば対応してから退職するのが理想
- ファミリーセール: 社員特典として利用可能。退職前に利用する分には問題ないが、退職後に使うために退職日を調整するのは本末転倒
退職時期と賞与(ボーナス)
- 賞与の支給日在籍要件を確認する(支給日に在籍していないと不支給の会社が多い)
- 夏の賞与: 通常6月〜7月支給 → 支給後に退職を申し出るのが有利
- 冬の賞与: 通常12月支給 → 支給後の12月中旬〜1月に退職を申し出る
退職時期の決め方まとめ
- 1 セール後の閑散期を狙う
- 2 賞与の支給日を確認する
- 3 引き継ぎ期間(最低2週間〜1ヶ月)を逆算する
- 4 転職先の入社日と調整する
- 5 有給休暇の残日数を確認する