VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)の経験は、小売・販売業界だけでなく幅広い業界で評価されます。VMDスキルを活かした転職と退職の進め方を解説します。

VMD経験が活かせる転職先

転職先活かせるスキル
他ブランドのVMD担当ディスプレイ企画、売場レイアウト
VMD代行会社複数ブランドのVMDを担当
空間デザイン会社店舗設計、展示会ブース設計
イベント企画会社展示・装飾のプランニング
EC事業者商品撮影・スタイリング
メーカーの販促部門什器デザイン、POP制作

ポートフォリオの作成

VMD職の転職では、ポートフォリオが最大のアピール材料です。

退職前に準備すべきもの

  • 自分が手がけた売場・ディスプレイの写真(在職中に撮影しておく)
  • ビフォーアフターの写真(改善事例)
  • 売上データ(VMD変更後の売上変化を数字で示す)
  • コンセプトシートや企画書

注意点

  • 社名やブランド名を出す場合は会社の許可が必要
  • 顧客の顔が映り込んだ写真は使用不可
  • 未発表の商品やシーズンのディスプレイは要注意

退職届の書き方

VMD職であっても、退職届には「一身上の都合」と記載します。口頭で理由を聞かれたら「VMDの専門性をさらに高めたい」と前向きに伝えましょう。

引き継ぎのポイント

VMDは属人化しやすい業務です。後任者のために以下を文書化しましょう。

  • 年間のVMDスケジュール(シーズン切り替えの時期)
  • 什器・マネキンの在庫リストと保管場所
  • 取引先(什器メーカー、印刷会社、造花業者等)の連絡先
  • 過去のレイアウト図面・コンセプトシート

在職中にできるスキルアップ

転職前にスキルを証明できる資格や実績を作りましょう。

  • 商品装飾展示技能士(国家資格)
  • VMDインストラクター(日本ビジュアルマーチャンダイジング協会)
  • カラーコーディネーター検定
  • Illustrator・Photoshopのスキル

失業保険について

自己都合退職の場合、給付制限期間は1ヶ月です。VMD経験者は求人が限られるため、在職中に転職先を確保してから退職届を出すのが理想です。

まとめ

VMDの経験は「売場を作る力」として多くの業界で求められています。退職前にポートフォリオ用の写真を撮り溜めておくことが、転職成功の鍵です。