小売・販売職の退職時に必要な制服(ユニフォーム)の返却について解説します。クリーニングの要否や返却方法など、意外と悩むポイントを整理しましょう。

制服返却の基本ルール

クリーニングは必要か

法的にはクリーニングして返却する義務はありませんが、社会人としてのマナーとしてクリーニングに出すのが一般的です。

会社の対応あなたがすべきこと
「クリーニングして返却」と規定があるクリーニング後に返却
特に規定がないクリーニングして返却がマナー
「クリーニング代は会社負担」と規定がある領収書をもらい、会社に請求

クリーニング費用の負担

就業規則にクリーニング費用の規定がない場合、自己負担で対応するのが一般的です。スーツ上下で1,500〜2,000円程度です。

返却する制服の範囲

  • 制服・エプロン
  • 名札・ネームプレート
  • 社章・バッジ
  • 帽子(制帽)
  • ベルト(制服の一部として貸与されたもの)
  • 靴(制服指定の靴がある場合)

自分で購入したインナーやストッキング等は返却不要です。

返却のタイミング

  • 最終出勤日に着用して出勤し、退勤時に私服に着替えて返却
  • 事前にクリーニングに出し、最終出勤日に持参して返却
  • 退職日以降に郵送で返却(会社の了承を得た場合)

制服を紛失・破損した場合

紛失した場合

制服を紛失した場合、弁償を求められる可能性があります。ただし、制服の原価全額を請求されることは不当です。使用期間に応じた減価償却分を差し引いた金額が妥当です。

破損した場合

通常の業務で自然に破損した場合(糸のほつれ・色褪せ等)は弁償不要です。故意に破損した場合は弁償が必要です。

制服代を給与から天引きされた場合

制服の弁償代を最終給与から一方的に天引きすることは労働基準法第24条違反です。天引きされた場合は労基署に相談しましょう。

退職代行を利用する場合の制服返却

退職代行サービスを利用して即日退職する場合、制服は郵送で返却します。

  1. 1 クリーニングに出す
  2. 2 段ボールに入れて会社に郵送(着払いは避ける)
  3. 3 送付状に「退職に伴い制服を返却いたします」と記載

まとめ

制服の返却は退職手続きの中では些細なことに見えますが、最後の印象を左右します。クリーニングして返却し、気持ちよく退職しましょう。