スポーツチームの帯同PTやスポーツ施設で働く理学療法士が退職を考える理由と、キャリアの方向性について解説します。
スポーツ分野のPTが退職を考える理由
- 試合・遠征に合わせた不規則な勤務
- 医療機関に比べて給与が低い
- 非常勤・業務委託が多く雇用が不安定
- 選手の成績に左右されるプレッシャー
- シーズンオフの収入減少
スポーツPTの給与の実態
| 勤務形態 | 年収の目安 |
|---|---|
| プロチーム帯同(常勤) | 350〜500万円 |
| スポーツクリニック勤務 | 330〜420万円 |
| チーム帯同(業務委託) | 200〜400万円(不安定) |
| 病院勤務(比較) | 350〜420万円 |
退職届の書き方
退職届には「一身上の都合」と記載します。チーム帯同の場合、契約形態によっては退職届ではなく契約終了の通知になる場合があります。
業務委託の場合
業務委託契約の場合、退職届ではなく「契約解除の通知」を提出します。契約書に記載された解約条件(通常1〜3ヶ月前)を確認しましょう。
医療機関への転職(復帰)
スポーツPTの経験が評価されるポイント
- スポーツ障害・外傷の豊富な知識
- アスリートへの運動指導経験
- テーピング・物理療法のスキル
- メンタルサポートの経験
転職先の候補
| 転職先 | おすすめ度 |
|---|---|
| 整形外科クリニック | スポーツ外傷の知識が直接活きる |
| 急性期病院の整形外科 | スキルアップと安定した給与 |
| スポーツ整形の専門病院 | スポーツPTの経験を最大限活用 |
| メディカルフィットネス | 運動指導の経験が活きる |
シーズン途中の退職は可能か
法的にはシーズン途中でも退職は可能ですが、チームへの影響を考慮すると以下のタイミングが理想です。
- シーズンオフ(オフシーズン)
- 契約更新のタイミング
- 大会終了後
失業保険について
雇用保険に加入していた場合、自己都合退職の給付制限期間は1ヶ月です。業務委託の場合は雇用保険に加入していないため、失業保険は受給できません。
まとめ
スポーツ分野のPTは「夢の仕事」というイメージがありますが、給与や雇用の安定性では医療機関に劣る場合が多いのが現実です。スポーツへの情熱と生活の安定のバランスを考え、最適なキャリアを選択しましょう。