電子カルテの導入・変更についていけず退職を考えている医療事務の方へ、対処法を解説します。

電子カルテ導入が医療事務に与える影響

業務の変化

  • 紙カルテからの移行で操作方法が根本的に変わる
  • レセコンとの連携方法の習得が必要
  • 入力ミスがそのままレセプトに反映される
  • システムトラブルへの対応が求められる

ストレスの原因

  • 新しいシステムの操作を覚える負担
  • ベテランほど紙カルテとのギャップに苦しむ
  • 操作が遅いことへの周囲からのプレッシャー
  • マニュアルが不十分なまま運用開始されるケース
  • 「わからない」と言いにくい雰囲気

対処法

操作習得のコツ

  1. 1 メーカーの研修を積極的に受講する: 導入時の研修を最大限活用
  2. 2 自分用のマニュアルを作る: 画面キャプチャ付きの手順書
  3. 3 よく使う機能から覚える: 全機能を一度に覚えなくてよい
  4. 4 練習環境を使う: 多くの電子カルテには練習モードがある
  5. 5 同僚に教えてもらう: 若手スタッフに操作を聞くのは恥ずかしいことではない

院長に相談

  • 操作研修の追加実施を依頼
  • メーカーのサポートデスクの活用を提案
  • 移行期間中は二重体制(紙+電子)を提案

退職の判断基準

  • 3ヶ月以上努力しても基本操作が習得できない
  • システム操作のストレスで体調を崩している
  • PCやIT自体に強い苦手意識がある
  • 今後のデジタル化についていく自信がない

退職届の書き方

退職届には「一身上の都合」と書きます。電子カルテ操作が理由であることを記載する必要はありません。

電子カルテスキルを活かす転職先

電子カルテの操作経験は転職で有利です。

  • 他のクリニックの医療事務(同じメーカーの電子カルテを使う医院)
  • 電子カルテメーカーのサポートスタッフ
  • 医療系ITベンダーの営業事務
  • 医療機関向けコンサルタント

失業保険

自己都合退職の場合、給付制限期間は1ヶ月です(2025年4月改正)。