ドライバー・運送業の退職届の書き方を、例文とテンプレート付きで詳しく解説します。

ドライバーの退職届の基本構成

ドライバーの退職届も基本的な書式は一般企業と同じです。ただし、所属や宛名に注意が必要です。

宛名の書き方

運送会社の規模により宛名が異なります。

  • 一般的な運送会社: 「○○運輸株式会社 代表取締役社長 △△ △△ 殿」
  • 大手物流会社: 「○○ロジスティクス株式会社 代表取締役社長 △△ △△ 殿」
  • 個人事業主の運送店: 「○○運送 代表 △△ △△ 殿」

注意: 営業所長や配車係ではなく、会社の代表者宛が正式です。

所属の書き方

  • 「○○営業所」「○○支店」など所属を記載
  • 「大型ドライバー」「4tドライバー」などの職種は記載不要

退職届と退職願のどちらを出す?

  • 退職届: 退職の意思が確定している場合(撤回できない)
  • 退職願: 円満退社を目指す場合(会社側の承諾を求める)

提出の手順

  1. 1 配車担当・営業所長に口頭で相談
  2. 2 退職日を調整(運行スケジュールを考慮)
  3. 3 退職届を提出(営業所長または本社人事部に提出)

ドライバー特有の退職時の返却物

  • 会社貸与のETCカード・燃料カード
  • デジタルタコグラフのカード
  • 会社のユニフォーム・作業着
  • 車両の鍵(担当車がある場合)
  • 業務用携帯電話・ドライブレコーダー

よくある質問

Q. 運行途中で退職届を出せる? A. 運行途中の退職は安全上の問題があるため避けましょう。帰庫後に申し出るのが原則です。

Q. 大型免許の取得費用を返還しなければならない? A. 労働基準法16条は損害賠償額の予定を禁止しています。ただし、免許取得直後の退職では返還を求められるケースもあるため、契約書を確認しましょう。

Q. 退職届を受け取ってもらえない場合は? A. 内容証明郵便で代表取締役宛に送付しましょう。届いた時点から2週間で退職が成立します。