退職を考えているが介護福祉士の資格取得がまだの介護士向けに、最適なタイミングを解説します。
退職前に資格を取るべき理由
転職で有利になる
| 資格 | 平均年収 | 求人数への影響 |
|---|---|---|
| 無資格 | 280〜320万円 | 限定的 |
| 初任者研修修了 | 300〜350万円 | やや多い |
| 実務者研修修了 | 320〜370万円 | 多い |
| 介護福祉士 | 350〜420万円 | 非常に多い |
介護福祉士の有無で年収が30〜50万円変わるケースは珍しくありません。
受験資格の要件
介護福祉士の国家試験を受験するには以下の要件が必要です。
- 実務経験3年以上(従業期間1,095日以上・従事日数540日以上)
- 実務者研修の修了
退職すると実務経験の積み上げが止まるため、必要な日数を満たしているか確認しましょう。
退職後でも受験できるケース
実務経験の要件をすでに満たしている場合は、退職後でも受験可能です。
確認方法
- 1 現在の施設の人事課に従事期間証明書の発行を依頼
- 2 複数施設での勤務経験がある場合は各施設に依頼
- 3 従業期間と従事日数を合算して要件を確認
資格取得と退職のベストタイミング
| 状況 | おすすめのタイミング |
|---|---|
| 実務経験がもうすぐ3年 | 3年経過後に退職届を提出 |
| 試験まであと数ヶ月 | 試験後に退職届を提出 |
| 実務者研修受講中 | 研修修了後に退職 |
| すでに要件を満たしている | いつ退職しても受験可能 |
施設の資格取得支援制度を利用中の場合
施設が受験費用や研修費用を負担している場合、退職時に返還を求められることがあります。
- 就業規則や研修受講時の誓約書を確認
- 「○年以内の退職は費用返還」の条項があるか確認
- 法的には不当に高額な返還請求は無効になる可能性もある
退職届の書き方
資格取得の有無に関わらず、退職届の書き方は同じです。退職理由は「一身上の都合」と記載します。
資格取得後に退職する場合は「スキルアップのため」と師長に伝えるのも自然です。キャリアアップを理由にすれば引き止められにくくなります。