銀行の資格取得ノルマに疲れて退職を考えている方へ、判断材料と退職後の資格活用法を解説します。
銀行員に求められる資格一覧
銀行員は業務上必要な資格に加え、キャリアアップのための資格取得を求められます。
必須・準必須の資格
| 資格 | 取得時期の目安 |
|---|---|
| 証券外務員(一種・二種) | 入行1〜2年目 |
| 生命保険募集人 | 入行1年目 |
| 損害保険募集人 | 入行1年目 |
| FP技能士(3級→2級) | 入行1〜3年目 |
| 銀行業務検定 | 随時 |
推奨される上位資格
- FP技能士1級・CFP
- 宅地建物取引士
- 中小企業診断士
- 証券アナリスト(CMA)
- 簿記2級以上
資格取得ノルマの実態
ストレスの原因
- 業務時間外(早朝・休日)に勉強を強いられる
- 資格手当が少ない・ない
- 不合格だと上司から叱責される
- 合格しても次々と新しい資格を要求される
- 「資格は持っていて当たり前」という文化
退職前に考えるべきこと
取得済み資格は退職後も有効
銀行で取得した資格は退職しても失効しません。転職先で活用できるため、可能な限り取得してから退職するのも戦略です。
資格取得のペースを上司に相談
「業務との両立が困難なため、取得スケジュールを調整させてほしい」と上司に相談してみましょう。
退職届の書き方
資格取得ノルマが理由でも退職届には「一身上の都合」と書きます。
取得済み資格を活かせる転職先
| 保有資格 | 活かせる転職先 |
|---|---|
| FP技能士2級以上 | 保険代理店、FP事務所、不動産会社 |
| 宅建 | 不動産会社、住宅メーカー |
| 証券外務員 | 証券会社、IFA |
| 簿記2級 | 事業会社の経理・財務 |
| 中小企業診断士 | コンサルティング会社 |
失業保険
自己都合退職の場合、給付制限期間は1ヶ月です(2025年4月改正)。退職後に資格の勉強に集中する場合も、ハローワークでの求職活動は必要です。