派遣・パート・臨時職員の保育士が退職する場合の手順を、契約形態別に解説します。

契約形態別の退職ルール

契約形態退職届の要否退職の申出先退職予告期間
正社員必要園長就業規則による(1〜2ヶ月前)
パート・アルバイト園による園長2週間前(民法上)
派遣社員不要(派遣元に連絡)派遣会社の担当者契約内容による
臨時職員(公立)園による園長+自治体就業規則による

パート保育士の退職

退職届は必要か

パート保育士の場合、退職届の提出が必須ではない園もありますが、書面で意思表示しておくことをおすすめします。

退職届の書き方

正社員と同じ形式で問題ありません。

  • 宛名: 「○○保育園 園長 ○○○○ 殿」
  • 退職理由: 「一身上の都合」
  • 退職日: 園長と相談の上決定

契約更新しない場合

有期雇用契約の場合、契約期間の満了をもって退職できます。更新を希望しない旨を契約期間満了の1ヶ月前までに伝えましょう。

派遣保育士の退職

退職の流れ

  1. 1 派遣会社の担当者に連絡: 園に直接伝えるのではなく、まず派遣元に相談
  2. 2 派遣会社が園と調整: 退職日の調整は派遣会社が行う
  3. 3 園への挨拶: 最終出勤日に園長・同僚に挨拶

注意点

  • 退職届は派遣先(園)ではなく派遣元(派遣会社)に提出
  • 契約期間中の退職はやむを得ない理由が必要
  • 次の派遣先の紹介を希望する場合は担当者に伝える

臨時職員(公立保育園)の退職

公立保育園の臨時職員・会計年度任用職員の退職は、園長だけでなく自治体の人事担当課にも届出が必要な場合があります。

退職届の提出先

  • 園長に退職届を提出
  • 自治体の人事課にも所定の届出が必要な場合がある
  • 年度途中の退職は自治体の人事課に相談

有給休暇の取り扱い

パート・派遣でも有給休暇は発生します。退職前に残日数を確認し、消化できるよう退職日を調整しましょう。

週の勤務日数6ヶ月後の有給日数1年6ヶ月後の有給日数
5日10日11日
4日7日8日
3日5日6日

契約形態に関わらず、退職は労働者の権利です。自分の契約内容を確認し、適切な手順で退職手続きを進めましょう。