行事シーズンに退職を考えている保育士向けに、最適なタイミングと注意点を解説します。

保育園の主な行事スケジュール

主な行事退職の難易度
4月入園式・進級式年度初めのため避けたい
5〜6月親子遠足・保育参観比較的退職しやすい
7〜8月プール・夏祭り・お泊まり保育やや忙しい
9〜10月運動会準備期間中の退職は負担大
11〜12月発表会・クリスマス会練習期間中の退職は避けたい
1〜3月節分・卒園式年度末退職のベストタイミング

行事前の退職は法的に問題ない

行事があるからといって退職できないわけではありません。退職は労働者の権利であり、民法上は退職の意思表示から2週間で退職が成立します。

ただし、円満退職を目指すなら行事の時期を考慮するのがベターです。

行事シーズンごとの退職戦略

運動会前(9〜10月)に退職したい場合

  • 7月中に園長に伝え、運動会の担当を外してもらう
  • または運動会後の10月末〜11月を退職日にする
  • 運動会の準備を引き継げる状態にしておく

発表会前(11〜12月)に退職したい場合

  • 9月中に園長に伝え、発表会の役割を調整してもらう
  • 発表会後の12月末を退職日にする
  • 発表会の台本や衣装の準備状況を引き継ぐ

卒園式前(1〜3月)に退職したい場合

  • 年度末(3月末)退職が最も円満
  • 1月中に園長に伝える
  • 卒園児の担任の場合は、卒園式まで務めるのが理想

行事途中で退職する場合の引き継ぎ

  • 行事の進捗状況を書面でまとめる
  • 担当していた準備物・備品の所在を明確にする
  • 園児の練習の進み具合を後任に共有する
  • 保護者への連絡事項(衣装・持ち物等)を整理する

退職届の書き方

行事時期に関わらず、退職届の退職理由は「一身上の都合」で問題ありません。行事の準備状況については退職届ではなく、引き継ぎ書に記載しましょう。

行事シーズンの退職は周囲に負担がかかりますが、あなたの健康やキャリアも大切です。できるだけ早めに伝え、引き継ぎを丁寧に行うことで円満退職を目指しましょう。