- 名前:長谷川 由美(仮名)
- 年齢:28歳
- 経験年数:5年
- 勤務先:コールセンター(受電メイン)
---
Q: どのような人間関係のトラブルがありましたか?
担当SVとの関係です。3年目のときにSVが交代して、新しいSVが非常に細かい人でした。モニタリング評価で毎回「言い回しが冷たい」「共感の言葉が足りない」と指摘される。他のオペレーターには何も言わないのに、私だけが毎週フィードバック面談に呼ばれました。
コールのスクリプトに沿って対応しているのに、「マニュアル通りすぎる」と言われたこともあります。じゃあどうすればいいのかと聞くと、「自分で考えて」と。基準が曖昧で、SVの好み次第という印象でした。
Q: 他の同僚はどう対応していましたか?
同じチームの先輩に相談したら「あのSVは好き嫌いが激しいから」と。過去にも特定のオペレーターにだけ厳しく当たって、辞めさせたことがあるらしい。
センター長に相談することも考えましたが、SVとセンター長は仲が良く、訴えても「SVの指導方針を尊重する」で終わると先輩に言われました。
4年目の終わりに、人事の相談窓口にメールで状況を報告しました。1ヶ月後に「SVに指導した」という返答がありましたが、その直後からSVの態度がさらに冷たくなり、必要最低限の業務連絡しかもらえなくなりました。
Q: 退職を決断したきっかけは何でしたか?
5年目のモニタリング評価で「C評価(改善必要)」をつけられました。客観的に聞いても問題のない対応だったのに。このC評価が続くと昇給に影響するし、契約更新にも関わります。
「ここにいる限り正当に評価されることはない」と悟った瞬間、退職を決めました。感情的な決断ではなく、冷静に考えた上での判断です。
Q: 退職届はどのように提出しましたか?
まず人事部にメールで退職の意思を伝え、その後、正式な退職届を人事部長宛てに提出しました。SVではなく人事部に直接出したのは、SVとのやり取りを最小限にしたかったからです。
退職理由は「一身上の都合により」。SVとの関係が理由とは書きませんでした。退職届にネガティブなことを書くと、転職先の前職照会で不利になる可能性もあるので。
退職日は1ヶ月後に設定。有給が12日残っていたので、最後の2週間は有給消化に充てました。
Q: 退職後の転職先はどう決めましたか?
別業種のコールセンターも考えましたが、結局ECサイト運営会社のカスタマーサポート部門に転職しました。チャット対応がメインで電話は少なめ。SVもチーム制で、特定のSVに依存しない体制です。
年収は前職とほぼ同じですが、評価基準が明確で、モニタリングも複数人でチェックする仕組みがあるので安心しています。
Q: 人間関係で悩んでいるコールセンター勤務の方にメッセージをお願いします。
SVとの相性は、コールセンター勤務のストレスの大きな要因です。モニタリング評価という仕組み上、SVの主観が入りやすい業界構造の問題でもあります。
まずは人事に記録として報告すること。改善しなければ、環境を変えることを検討してください。コールセンター経験者は引く手あまたなので、転職には困りません。退職届は「一身上の都合」で十分。SVに対する恨みつらみは書かないこと。