薬剤師の退職理由の伝え方を、場面別の例文10パターンで解説します。
退職理由を伝える際の基本ルール
退職理由を伝える際に押さえるべき3つのルールがあります。
- ネガティブな理由はポジティブに変換する
- 嘘はつかないが、全てを話す必要もない
- 退職届には「一身上の都合」と書けば十分
上司に伝える時の例文5パターン
パターン1: キャリアアップ
「病院薬剤師として臨床経験を積みたいと考え、退職を決意いたしました。」
パターン2: 体調不良
「体調を崩してしまい、しばらく療養に専念したいと考えております。」
パターン3: ライフイベント
「家庭の事情により、現在の勤務体制を続けることが難しくなりました。」
パターン4: 通勤・転居
「転居に伴い、通勤が困難になるため退職させていただきたく存じます。」
パターン5: 家族の介護
「家族の介護が必要となり、フルタイム勤務の継続が困難になりました。」
転職面接で伝える時の例文5パターン
パターン6: 調剤薬局から病院へ
「調剤薬局で4年間経験を積みましたが、より多くの診療科の処方に触れ、チーム医療に参加したいと考え、病院薬剤師への転職を志望しています。」
パターン7: 病院からドラッグストアへ
「病院での臨床経験を活かしながら、OTC医薬品を含めた幅広いセルフメディケーション支援に携わりたいと考えています。」
パターン8: スキルアップ
「在宅医療やがん専門薬剤師など、より専門性の高い分野でキャリアを築きたいと考え、その環境が整った貴社を志望しております。」
パターン9: ワークライフバランス
「子育てと両立できる勤務体制の職場で、長期的に薬剤師として働き続けたいと考えております。」
パターン10: Uターン・Iターン
「地元に戻り、地域医療に貢献したいという思いから転職を決意しました。」
伝え方のNG例
| NG例 | 改善例 |
|---|---|
| 「人間関係が最悪で」 | 「新しい環境でスキルを磨きたい」 |
| 「給料が安すぎる」 | 「キャリアアップを目指したい」 |
| 「残業が多すぎる」 | 「ワークライフバランスを見直したい」 |
| 「薬局長が無能」 | 「マネジメントにも挑戦したい」 |
| 「つまらない仕事」 | 「より専門性の高い業務に挑戦したい」 |
退職届に書く退職理由
退職届に記載する退職理由は、自己都合の場合は「一身上の都合」の一文で十分です。詳細な理由を書く必要はありません。
会社都合の場合は「貴薬局の退職勧奨に伴い」など、事実を記載します。
まとめ
退職理由は正直さと配慮のバランスが大切です。上司には簡潔に、面接ではポジティブに変換して伝えましょう。退職届の理由は「一身上の都合」で問題ありません。