美容師の退職届の書き方を、例文とテンプレート付きで詳しく解説します。

美容師の退職届の基本構成

美容師の退職届も基本的な書式は一般企業と同じです。ただし、宛名や組織形態に注意が必要です。

宛名の書き方

サロンの形態により宛名が異なります。

  • 個人経営サロン: 「○○ヘアサロン オーナー △△ △△ 殿」
  • 法人経営サロン: 「株式会社○○ 代表取締役社長 △△ △△ 殿」
  • チェーン店: 「株式会社○○ 代表取締役社長 △△ △△ 殿」(店長宛ではない点に注意)

所属の書き方

  • 「○○店」または「○○サロン ○○店」
  • 役職がある場合は「○○店 スタイリスト」「○○店 アシスタント」と記載

退職届と退職願のどちらを出す?

  • 退職届: 退職の意思が確定している場合(撤回できない)
  • 退職願: 円満退社を目指す場合(サロン側の承諾を求める)

小規模なサロンでは退職届のフォーマットが決まっていないことも多いです。その場合は退職届を自分で作成して提出します。

提出の手順

  1. 1 オーナー・店長に口頭で相談(営業時間外がベスト)
  2. 2 退職日を調整(お客様の引き継ぎ期間を考慮)
  3. 3 退職届を提出(オーナーまたは本社人事部に提出)

指名客の引き継ぎについて

美容師特有の重要事項として、指名のお客様の引き継ぎがあります。

  • サロンの方針に従い、後任のスタイリストを紹介する
  • お客様の施術履歴や好みを引き継ぎノートにまとめる
  • 退職の挨拶をお客様に直接するかどうかはオーナーと相談する

注意: 退職後にお客様を自分の新しいサロンに誘導する行為は、競業避止義務に違反する場合があります。雇用契約書の内容を確認してください。

封筒の書き方

  • 白封筒を使用(茶封筒はNG)
  • 表面に「退職届」と書く
  • 裏面に所属と氏名を書く